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趣味 | 徒然草 |
修理
バットフレンジコード張替え ¥35000
糸が切れている
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丹念に糸を取り除いたところ (アルコールを塗ると簡単に取れる) |
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| 糸を張り終えました | ハンマーを取り付け裏から見たところ |
鍵盤前面(コグチ)張替え(¥35000)
黄ばんだところが、真っ白になりました。
金属部の研磨 蝶番は分解して磨きます。
金属部およびピアノ全体研磨つやだし、35000円
ハンマースティック
¥35000
土居町A様のピアノです。これからオーバーホールに入ります。
弦、ピン打ち換え、饗板の状態如何ではフレームを降ろしての饗板割れ、剥がれの修理が必要になります。
こんな感じですがピッカピカの新品のようなピアノに生まれ変わります。
もちろん音もタッチも
そこで大切なことが、弦圧です。
これは弦が饗板にどれほど圧力をかけているかと言うことで、この圧力が弱すぎても強すぎてもよくありません。
これは駒部分の弦の角度を計ることで計算できます。
私が作った簡易計測器ですが、先端部分が3mmで丁度いい弦圧が出るようになっております。
低音,中音、高音部の弦圧を計ります。
高音部は問題ありませんが、中音から低音部はご覧のように弦圧が足りません。
弦圧調整が必要ですね。
次に
弦とチュウニングピンを慎重に取り外してゆきます。
その後もう1度弦圧チェック
やっぱり若干弦圧不足です。
10月14日
ペダル周りのクリーニング
底板をはずし、ペダル磨き、天秤棒磨き、板にもペーパーをかけます。
↓
ピカピカになりました。
磨いたものと磨いてないもの、こんなに違います。
チューニングピンと巻き線が来るまで、これからの何日かはこういう細かいことの積み重ねです。
10月16日
弦圧チェックを何度も繰り返し納得行くまで繰り返す。
中音は一発でOK。低音部はもう一度でいい線行きました。
細部をチェック
饗板の割れもなく、塗料の乱れもありません。
ビスの錆落とし。
ご覧のように錆をキッチリ落としてから打ち込みます。
約2週間弦を取り外して饗板を弦圧から解放して割れやヒビが出ないか様子を見ましたが、全く変化無く安定しているので本日弦を張ることにしました。
弦一張りごとにチューニングピンを打ち込んでゆく方法をとりました。
この方が格段に弦を巻きやすく、丁寧にピンを打ち込み弦を張ることができるからです。
ピンの高さを毎回キッチリ測り張って行きます。
弦の巻き口も揃いやすく良いことずくめです。
ご覧のように団ボール紙を使えば、弦同士がこすれることもなく、ヒッチピンに引っかかると言うこともありません。
大変便利なものです。
一応すべて張り込みましたので明日第1回目の調律です。
このピアノは、あるお寺さんのピアノで昭和46年製のU1Fでした。
外装は、クリーニングのみでしたが、あまりに傷が多いので鍵盤蓋は塗りなおしました。
腕木の左右は傷の部分修理で対応。
奇麗に仕上がりました。
納品、して仕上がりです。
奥様にも大変喜んでいただきました。
巻き口もピンの高さも揃って奇麗です。
西条のA様のピアノヤマハピアノW103の修理、2010年8月
奥様が子供のころに使われたヤマハの木目調のピアノを修理調整と外装の修理でお預かりしました。
これから、各部の修理と点検を行います。
まず、バットスプリングコードを張替え
↑朽ちたコードを剥がし取り溝を掃除している所。此処に新しく白いコードを張り込みます。
↑白いコードが張り込まれました。さらに、この回転軸、をすべて抜き取り新しいピンを打ち込みます。
このフレンジのセンターピンのスティック(回転軸が硬くなりスムーズに回転しないこと)修理を行います。
このピンを打ち替えます。下側の部分が少し錆てますね。
センターピン交換。
バットフレンジのセンターピンがスティックを起こしていたので88本すべて交換する。
切り返しのバリを削っているところ、これを削ると削らないとでは、スムーズさが違う。
仕上げの掃除をしている
これで内部は仕上がりです。
次に第一回目の調律、これは落ち着きを良くするため。
鍵盤の前部分の張替え
貼り終え鍵盤の横も奇麗に磨きました。
外装の修理やってます。が写真はありません。
剥離、欠損箇所の修理終え、外装本体に掛かってます。
このW103の木目の化粧板は厚さが0,4mmほどしかありません。
それだけに取り扱いが難しく無理はできません。
剥離、欠損していた、妻土台(足のつま先部分)
鍵盤蓋のコーヒーカップの跡も。。。
このように奇麗になりました。
新品のように奇麗に仕上がりました。
お客様にも大変喜んで戴き、恐悦至極でございます。
オーバーホール08年3月21日
西条のAさまのヤマハU2C
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↑現在のU2Cピアノです。
これから色々な修理に入って行ます。
40年余り経ってますので、弦の張替え、黒いピンの打ち替え→白いニッケルピンに
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| ピンを抜いています | ピンの直径を計ります。 | ||
ヤマハは6,9mmのピンを打ってますが、一応確認のためマイクロメーターで計り、注文します。
08、3,25
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→ | ![]() |
| ノギスの改造 | 爪を切断。プレッシャーバー測定用 |
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| プレッシャーバーの高さを数箇所測り記録します。組み上げの時に必要になります。 |
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| 弦の角度を計ります。これは弦の圧力を測る器具です。弦の交差角度から饗板に対する圧力を計算することが出来ます。この右手で持っているチップは厚さが2,5mmで程よい弦圧が出ていることを示しています。 |
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| 巻き線部は少し弦圧が足りないようです。この場合、フレームの下の装着ボードを2mm削る必要があります。 |
| 各部署の計測が終わって、データーを取った後、弦をはずしてゆきます。まずすべてのピンを1回転だけ緩めます。 このとき、格セクションのバランスを考え力が偏らないように、万遍に緩めてゆきます。 |
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これから弦を取り払います.。
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| プレッシャーバーのネジを抜き、ダンボールに順番に 並べます。抜いたピンを同じところに戻すためです。 |
抜き取ったビスは元のところに戻します。 |

ピンを抜くには手回しである程度抜きその後電動ドリルで抜きます。
最初から電動ドリルでやると摩擦のためピン板が焼きつく恐れがあるからです。
何事も丁寧にやさしく。。

↑弦を取り外した後、ピンを抜き、このピンブッシュを抜きます。大きなネジをねじ込んでピンブッシュを抜きます。

↑綺麗に目の揃った柾目の饗板です。ニスもしっかりしております。

抜いたピンです。
ピンブッシュも綺麗に抜けました。ここに新しいピンブッシュを打ち込みシルバーのピンを打ち込みます。
巻き線の弦が来るまでに、アクション周りを修理します。
まずは、フレンヂコードを張り前、ついでにハンマー整形します。
3月28日
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| ところどころ糸が腐って切れてます。 | ハンマーをはずし、左の部分を逆から見た 所です。ネジも黄色く錆びてます。 糸を取り除いてます。 |
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| この溝の中に糸を張り込みます。 | ネジを磨き溝にボンドを入れこれから糸を張ります。 |
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| 糸を張替え綺麗になりました。ハンマーを取り付ければ終了です。 |

左半分はハンマーを削ってます、右はこれから。余り使用されてませんので溝は浅いですね。
↓綺麗に削れました

出刃包丁で木口を剥がします。色々やりましたが、これが一番早く綺麗に剥がすことができます。鯛の骨切りのように刃先を滑らすと簡単に剥がれます。
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| 剥がした木口 |
上面も剥がして張り替えます。

綺麗に張り替えられました。このあとバリを削って仕上がりです。


鍵盤は1本1本現物合わせですので、鍵盤の幅に合わせて白いアクリペットを削ります。
これはグラインダーで削り、バリが出たところです。
これを更に手磨ぎで仕上げます。

ダイヤモンドやすりで磨ぎます。

このように綺麗に仕上がりました。
下に見えるのは銅の巻き線です。今日来ましたから、明日から弦張りに入ります。
まず、もう一度弦圧を測って、中音部の上の端、次高音部の下の端が弦圧が低めだったのでこれを見て、低ければ調整のため、饗板の接着部のプレートを少し削ります。
そして再度検査、OKならばピンブッシュ打ち込み、穴あけ、ピン打ち、弦張り。一応明日はこれだけを予定しております。
4月2日、
まず、全体の弦圧を測定、やっぱり中音と次高音の境が弦圧低めで、また低音の始まりもかなり低めなので、弦圧の調整から入りました。
そのあと、ピンブッシュ打ち込み、専用のポンチが1本しかないので急遽釣り用の古いピトンを切って穴を開け作り、2人で打ち込みました。



これはピンブッシュの穴あけ用にドリルを改造したもので、ブッシュの幅しか切り込まないので安心です。

エッジを磨いています

この改造ノギスは大いに役立ちました。ピンの打ち込み高さを揃えてる所です。


急遽作ったピンの打ち込みポンチ

一応、今日はここまで出来ました。
弦張り終了。

次ぎは張った弦を綺麗に揃えます。
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| 巻いた弦をコキ上げます。道具は手作り | 穴の上までコキ上げます。 |

弦圧もいい具合に出てます。
4月5日、ほぼ仕上がりました。
外装の磨きと調律をやってます。
調律は、これから毎日やります、10日頃には納品できるかと思います。

弦圧調整の結果、ほどよい音の伸びと深みのある音を取り戻しました。
弦圧の低かった中〜次高音の音のボリュームも増しましたし、低音巻き線の始まり部も繋がりが良くなり全体的なバランスがとれました。
4月6日
仕上がりました。

鍵盤廻りもこのようになりました。
あと2〜3回調律して落ち着けばピアノをお持ちしたいと思います。
良い仕上がりです、早く見ていただきたいのですが、もうしばらくお待ちください。
4月13日納品。
A様、ありがとうございました。
喜んでいただけまして光栄です。
これでまたウン十年充分使えると思います。
