別格第三番 月頂山(げっちょうざん) 慈眼寺(じげんじ)
本 尊:十一面観世音菩薩 開 基:弘法大師 宗派:高野山真言宗
真 言:おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
御詠歌:天とふや鶴の奥山おくたへて願ふ功力に法ぞ通はむ
所 在 地:〒771-4505 徳島県勝浦郡上勝町正木
電 話:08854-5-0044
お姿 納経印 大師堂
不動堂 境内の観音像と大師像
潅頂ヶ滝
略縁起
弘法大師が延暦年間(782〜806)に開山したと伝えられ、本尊十一面観世音菩薩は大師作と伝えられています。弘法大師19才の時、世の中の人々の生活苦、病苦及び一切苦厄を除くために修業中、夢の中でお告げがあり、鍾乳洞を発見し邪気払いのため護摩供の修法を行い、堂宇を建てて霊場としました。
山岳修験寺として有名で洞窟での「穴禅定」が行われています。約2億5000年前に形成された100m程の洞窟で導師の言われる通りにしないと進退窮します。無事にお参りできると「無病息災で長患いをしない」「金運、開運が成就します」「入試、安産、交通安全の成就ができます」といわれています。費用は1500円で1時間前後を要します。
又、慈眼寺は第20番鶴林寺の奥の院となっていて、途中一心橋を渡ると「潅頂ヶ滝」(別名御来迎の滝)があり落差約60mの名瀑です。深山幽谷の世界にあり、境内からの眺めは絶景です。
境内からの展望
トップ 別格20霊場一覧表
別格2番童学寺
4番鯖大師本坊