第六十二番 天養山(てんようざん) 宝寿寺(ほうじゅじ) 観音院(かんのんいん) 
      本 尊:十一面観世音菩薩  開 基:弘法大師  宗派:高野山真言宗
      真 言:おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
      御詠歌:さみだれのあとに出でたる玉の井はしらつぼなるや一の宮かは
      所 在 地:〒799-1100 愛媛県周桑郡小松町428
      電  話:0898-72-2210

   お姿  納経印  山門
       お姿         納経印               山門

  本堂  大師堂  庭園
         本堂                 大師堂                 庭園

略縁起
 天平年間(729〜749)聖武天皇(在位724〜749)の勅願により諸国に一の宮が造られたとき、伊予一国一の宮の法楽所として建立されました。その後、幾度かの洪水により荒廃、天養2年(1144)に再建され、山号を天養山と改め金剛宝寺といわれていました。当時は中山川の下流にありました。
 弘仁年間(810〜824)弘法大師がこの地を訪れ光明皇后(701生〜760没)を頭に描きながら十一面観音像を刻み本尊とし、宝寿寺と改め、第六十二番札所として定められました。当時の国司、越智氏の夫人の安産のため、「玉の井」の水を加持して与え、無事に男子を出産したことから安産の観音様として信仰されています。
 天正13年(1585)豊臣秀吉の四国征伐により焼失、寛永13年(1642)宥伝上人によって再興されました。その後、明治の廃仏毀釈により廃寺となり明治10年(1977)再興しました。大正10年(1921)には予算線開通のため現在地に移転しました。

境内
 参道を入ると正面に旧本堂があり、右手に新しい本堂、大師堂が建立されています。本尊十一面観音菩薩は秘仏となっています。昔は山門がありましたが現在はありません。

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