第五十四番 近見山(ちかみざん) 延命寺(えんめいじ) 宝鐘院(ほうしょういん)
本 尊:不動明王 開 基:行基菩薩 宗派:真言宗豊山派
真 言:のうまく、さんまんだ、ばざらだん、せんだ、まかろしゃだ、
そはたや、うん、たらた、かんまん
御詠歌:くもりなき鏡の縁とながむればのこさず影をうつすものかな
所 在 地:〒794-0081 愛媛県今治市阿方636
電 話:0898-22-5696 F
A X:0898-31-1993

お姿 納経印 山門(仁王門)

本堂 大師堂
山門
略縁起
天平年間(729〜749)行基菩薩が本尊不動明王を刻み近見山山頂に堂宇を建立しました。その後、嵯峨天皇(在位809〜823)の勅願により弘法大師が再興し、近見山・宝鐘院・円明寺と号し、第五十四番札所として定められました。
その後、栄えましたが再三兵火に遭い焼失し、享保2年(1717)現在の地に移転、再建されました。本尊不動明王は火災から免れています。
明治になって第五十三番札所円明寺と同じ寺号であったため、俗称であった延命寺に改めました。
境内
仁王門、山門をくぐると正面に本堂があり、本堂左手の石段を上がると大師堂があります。山門は今治城の城門を移したものです。山門を入った右横に鐘楼があり鐘楼のそばに農民の貧窮を代官に直訴し年貢を減らすことに尽力した庄屋、越智孫兵衛の墓があり、享保17年(1732)の大飢饉で1万人以上の死者が出たが、この地方では死者は出ず、毎年8月7日に慰霊祭が行われています。
鐘楼の鐘は寺の歴史を刻み貴重なもので戦時中の供出にも出していません。
近くにしまなみ海道、来島海峡を見渡せる近見山の展望台があります。
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