第四十五番 海岸山(かいがんざん) 岩屋寺(いわやじ)
      本 尊:不動明王  開 基:弘法大師  宗派:真言宗豊山派
      真 言:のうまく、さんまんだ、ばざらだん、せんだ、まかろしゃだ、
           そはたや、うん、たらた、かんまん
      御詠歌:だいしょうのいのる力のげに岩屋石の中にも極楽ぞある
      所 在 地:〒791-1511 愛媛県上浮穴郡美川村大字七鳥
      電  話:0892-57-0417

   お姿  納経印  山門
      お姿         納経印                 山門

  本堂  大師堂  方丈
         本堂                大師堂                 方丈

略縁起
 この山に土佐より移り住んだ神通力を持った女人の法華(ほっけ)仙人が修行をしていました。弘仁6年(815)弘法大師がこの地を訪れると法華仙人は大師に深く帰依し、近くの岩窟に住み、大往生をとげました。大師は木像と石像の不動明王を刻み、木像を本尊に、石像を洞窟に安置し、山全体を本尊としました。山号の海岸山は大師が詠んだ「山高き谷の朝霧海に似て、松ふく風を波にたとえむ」から付け、第四十五番札所として定められました。
明治31年(1898)火災のために焼失しましたが、大正9年(1920)に再建されています。

境内
 266段の石段を登ると山門があり、参道左手の岩の上から不動明王が迎えてくれます。そこから左側の岩山を「胎蔵(たいぞう)界峰」、右側を「金剛(こんごう)界峰」と呼んでいます。さらに石段を上がると岩山の真下に本堂があり、左手に大師堂があります。方丈の建物は岩山と接した格好になっています。大師が掘った霊水の湧く「穴禅定」(あなぜんじょう)や大師の行場「迫割禅定」(せわりぜんじょう)があります。
 本堂まで坂道や石段を歩いて30分近く掛かりますので自分のペースを守ってお上がりください。八十八ヶ所の中でも最も厳しいお寺の一つです。
 昭和19年(1944)には国の名勝地に指定されており、時間があれば霊峰石鎚山、面河渓を覗いてみてください。

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