第十五番 薬王山(やくおうざん) 国分寺(こくぶんじ) 金色院(こんじきいん)
      本 尊:薬師如来  開 基:行基菩薩  宗派:曹洞宗
      真 言:おん、ころころ、せんだり、まとうぎ、そわか
      御詠歌:薄く濃くわけわけ色を染めぬれば流転生死の秋のもみぢは
      所 在 地:〒779-3127 徳島県徳島市国府町矢野718-1
      電  話:088-642-0525

   お姿  納経印  山門
        お姿         納経印               山門

  本堂  大師堂  七重塔心礎
          本堂                 大師堂               七重塔心礎

略縁起
 阿波国分寺は奈良時代(710〜794)の天平13年(741)に聖武天皇(在位724〜749)が諸国に国家鎮護のために金光明四天王護国之寺建立の勅令を発し、行基菩薩が開基と伝えられています。当時は七重大塔を要した大伽藍であったが平安時代(794〜986)に衰退し、天正年間(1573〜1592)には長曽我部軍の兵火に遭い明王堂を残し焼失しました。江戸初期の寛保元年(1741)に藩命により本堂再建を着手し天保年間(1830〜1843)に大師堂が建てられています。宗派も法相宗から弘法大師により真言宗となり、寛保年間(1741〜1743)に曹洞宗に改められています。

境内
 山門をくぐると正面に本堂、右手前に大師堂があります。本堂は二層の唐様建築で文化文政年間(1804〜1829)に再建されました。鳥枢沙摩明王堂(うすさまみょうおうどう)の明王は弘法大師が刻まれたもので不浄除けにご利益があります。
 遺跡としては中心伽藍の回廊跡や、築地(ついじ)跡、礎石(そせき)等が発見されており、出土遺物には土師器(はじき)、須恵器(すえき)、陶磁器、土馬(どば)、石帯(せきたい)、軒丸瓦(のきまるがわら)、鬼瓦等があり、当時の規模の大きさが推定されます。これらは徳島県の指定文化財となっています。

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