第十番 得度山(とくどざん) 切幡寺(きりはたじ) 潅頂院(かんぢょういん)
      本 尊:千手観世音菩薩  開 基:弘法大師  宗派:高野山真言宗
      真 言:おん、ばざら、たらま、きりく
      御詠歌:欲心をたゞ一すじに切幡寺のちの世までの障とぞなる
      所 在 地:〒771-1623 徳島県阿波郡市場町大字切幡
      電  話:0883-96-3010

  お姿  納経印  山門
     お姿        納経印                山門

  本堂  大師堂  はたきり観音像
          本堂                   大師堂             はたきり観音像
略縁起
 弘仁6年(815)頃、弘法大師が四国を巡錫(じゅんしゃく)中、当地で機(はた)を織る信心深い貧しい娘から7日間の施しを受け、7日目に大師が布を乞うたところ娘は惜しげもなく布を鋏で切って大師に差し出しました。切幡寺の名前の由来はこの故事によるものと伝えられています。大師は「亡くなった母の願いの観音様がほしい」という娘の願いを聞いて千手観音を刻まれました。また娘の願いによって剃髪(ていはつ)得度させ、灌頂(かんぢょう)を授けたところ、娘はその身から光明を放って千手観音の姿にかわりました。そこで、大師は嵯峨天皇に奏請(そうせい)して一寺を建立して得度山潅頂院切幡寺と名付け第十番札所として定めました。
 天正年間(1573〜1592)に堂宇を焼失、明治42年(1909)にも火災に遭っています。
境内
 かなり急な坂道を上がり山門をくぐると本堂までに石段が333段あります。本堂には南向きに千手観音、北向きに女人観音菩薩(秘仏)が安置されています。本堂より一段高い北方の山腹に、徳川二代将軍秀忠が堺に建立したものを明治六年(1873)に移転した大塔があり、国指定の重要文化財になっています。

 トップ 発心の道場一覧表 発心の道場一覧表 発心の道場一覧表 9番法輪寺 9番法輪寺  11番藤井寺 11番藤井寺