第九番 正覚山(しょうかくざん) 法輪寺(ほうりんじ) 菩提院(ぼだいいん)
      本 尊:涅槃釈迦如来  開 基:弘法大師  宗派:高野山真言宗
      真 言:のうまく、さんまんだ、ぼだなん、ばく
      御詠歌:大乗のひほうもとがもひるがへしてんほうりんの縁とこそきけ
      所 在 地:〒771-1506 徳島県板野郡土成町土成字田中
      電  話:088-695-2080

   お姿  納経印  山門
      お姿         納経印                山門

 本堂 大師堂 山門を望む
         本堂                 大師堂                山門を望む
略縁起
 この寺は現在地より西方山麓の法地ヶ谷に仏法を守護する白蛇が住んでいたのを弘法大師が知り、釈迦如来涅槃(ねはん)像を刻み白蛇山法林寺として建立しました。
 その後栄えましたが天正年間(1573〜1591)に長曾我部氏の兵火にあい焼失いたしました。幸い、大師が刻んだ二寸五分の釈迦如来涅槃像は無事でした。
 その後正保年間(1644〜1648)に山号を正覚山として再建されましたが、安政6年(1859) 火災で再び焼失し現在の堂宇は明治時代に建立されたものです。
境内
 法輪寺は田園の中にあり「田中の法輪さん」として地元で親しまれています。山門をくぐると境内に大銀杏が茂り、正面に本堂、右手に大師堂、右手前に方丈が配置されています。
 本尊涅槃釈迦如来は八十八ヶ所中唯一の涅槃像です。涅槃はお釈迦様のご臨終のお姿で、四方を沙羅双樹(さらそうじゅ)に囲まれた宝台に、北を枕に、顔を西に向け、右脇を下にして横臥し、悲嘆にくれる諸菩薩や鳥獣が取り囲んでいます。
 お寺で行われる法要のひとつに「おねはん」がありますが、一般にお釈迦さまのご遺徳をしのぶと共に、亡くなられてから3年までの新仏さまをご供養します。

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