第六番 温泉山(おんせんざん) 安楽寺(あんらくじ) 瑠璃光院(るりこういん)
本 尊:薬師如来 開 基:弘法大師 宗派:高野山真言宗
真 言:おん、ころころ、せんだり、まとうぎ、そわか
御詠歌:かりの世に知行争うむやくなりあんらく國の守護をのぞめよ
所 在 地:〒771-1311 徳島県板野郡上板町引野
電 話:088-694-2046

お姿 納経印
山門

本堂 大師堂
弘法大師像
略縁起
この寺は現在地より2km北西にあった讃岐山脈山中の安楽寺谷(あんらくじだに)より鉄錆色の温泉が湧き出て万病に特効有りとされていました。弘仁6年(815)弘法大師がこの地を行脚(あんぎゃ)中、薬師如来の尊像をきざみ建立されました。山号も温泉に由来し温泉山とし第六番札所として定められました。天正10年(1582)に長曽我部氏の兵火にあい全焼、慶長3年(1598)駅路寺(えきろじ)であった瑞運寺と合併して現在地に移転しました。当時の駅路寺文書が残っており藩主蜂須賀公が定めた遍路をお世話する宿坊であり、阿波に8ヶ寺ありました。温泉は17世紀半ばには枯れています。
境内
鐘楼門をくぐると正面に鉄筋の本堂があり右手に万霊塔、右手前に大師堂、左手前に多宝塔が有ります。鐘楼門や本堂はコンクリート造りであるが、大師堂の横にある客殿は茅葺きで屋根の煙出しも江戸時代をただよわせています。本堂手前には大師お手植えの「逆松」(さかまつ)があります。これにはお大師様が松の木の下で修行していたとき、猟師が猪と間違えて矢を射ましたが、矢は松の木に命中し、お大師様は修行のご利益で命拾いしたと猟師に松を掘り起こさせ逆さに植え直したのが根付いたといわれています。
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