高越山(高越寺)(その1)
徳島県山川町に高越山(オコーツアン)1133mがそびえ、山頂すぐ下に高越寺(こうつじ)があります。
高越山は別名「阿波冨士」と呼ばれており船窪から南に一ノ森(1879m)剣山(1955m)三峰(1898m)などが展望でき、晴天時には遠く瀬戸内、淡路島等が展望できる景勝地です。
高越寺は修験道の祖・役行者小角(えんのぎょうおづぬ)が七世紀に建立したと伝えられ、弘法大師が801年28才の時にこの山で修業されたと伝えられています。本尊・蔵王権現(高越大権現)、脇仏(千手観音菩薩)であり、毎年8月18日に十八山会式が盛大に執り行われています。
山頂には高越神社(祭神・天日鷲命)があり、明治の神仏分離令により管理が分かれているが、十八山会式の時だけ神社から神輿を繰り出し神仏習合となり紫燈大護摩供養が修されます。これまで三回修されていましたが行者の高齢化が進み二回になっています。当日は数少ない女人禁制となっており、山門より下にある女人道で待機し、日が変わった暁方に女人入山が許され二回目の護摩が修されます。
登山コースは5つありますが車だと奥野井コースが便利です。JR山川駅より「少年自然の家」「船窪つつじ公園」経由で裏山駐車場に至ります。そこから徒歩15分程度です。アップダウンはきつくありません。前回は穴吹コースを行きましたが車では到底危険で、断念しました。
当日は霧が出て画像が霞んでいます。物音ひとつしない霊域でした。別格七番出石寺のような雰囲気でした。住職は不在で大正生まれのおばあさんが一人でお守りをされていました。納経を済ませお茶とお下がりの御接待を受けて下山しました。当日の朝は零下1度ですが厳寒期には零下13度まで下がるそうです。
下の写真は立石峠の碑と眼下に「少年自然の家」を見下ろしています。シーズンには子供が登るので子供用の案内板や「まむし注意」の表示が目立ちます。

  

駐車場から「これより霊域」の結界門を過ぎると三面大黒天と高越大権現が向かえてくれます。
お寺までの途中に「やくしだけ」があり薬師如来と十二神将が祀られています。画像右手に鎖が下がっています。

  


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